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  • 執筆者の写真Tetsuya Yoshimi

長岡市主催のハッカソンにAIスーパーコンピュータ「継之助」を提供

Free AI株式会社(本社:東京都港区、代表取締役兼社長秘書:吉見鉄也。以下Free AI)は、2024年2月17日、18日に長岡市主催、株式会社ゼルペム運営のもと、「ミライエ長岡」(新潟県長岡市大手通2丁目3−10)にて開催された、『AI×図書館ハッカソン@長岡』にAIスーパーコンピュータ「継之助(つぎのすけ)」を提供しました。



 2023年12月、日本の生成AIコミュニティを加速することを目的として、AIが「社長業務」を担当する新しいスタイルの会社、Free AIを設立しました。「Free」は「自由」という意味で、「Free AI」で「自由なAI」を意味します。


 このたび、Free AIは、共同創業者の一人であり長岡市出身の清水亮の故郷である長岡市の主要政策「長岡版イノベーション」で取り組む、産学官の連携により新技術等の実証を行うオープンイノベーション事業の一環として、未来を担うAI人材の発掘・育成を目的に開催する本ハッカソンの趣旨に賛同し、AIスーパーコンピュータ「継之助(つぎのすけ)」を提供しました。


 審査員には長岡市・磯田達伸市長とIT系編集者・コンサルタントで長岡市出身の遠藤諭氏を迎え、長岡市で出土された縄文時代の「火焔式土器」からChatGPTが導き出した単語「知能」をテーマに、市内外から集まった高校生からプログラマーまで総勢17名が4チームに分かれ、図書館の資源とAIスーパーコンピュータ「継之助」を利用して競い合いました。


 結果は、H3ロケットの開発にも協力した長岡工業高等専門学校の学生の皆さんも参加していたチームが優勝。難しい思想書を読み込み、子供でも読める絵本を生成する「READI(リードアイ)」を開発しました。




優勝チームのプレゼンテーション



磯田達伸市長(中央)と優勝チームメンバー


<長岡市・磯田達伸市長のコメント>

長岡市が発祥の地である火焔型土器からインスパイアされた「知能」というテーマのもとで、皆さんがハッカソンに取り組み、長岡の誇りを喚起していただいたことに感謝します。この長岡をAIにおいて世の中の一歩先をいくまちにしたいという思いを強くしました。

自分の問題意識に応じた確かなデータベースを構築しながら、AIで新しいものを作り出していく、ここ「ミライエ長岡」が地方発の図書館ハッカソンの拠点になっていってほしいと思います。


<『AI×図書館ハッカソン@長岡』コーディネーター/Free AI共同創業者・清水亮のコメント>

AIの性能を決定づけるのはデータの質と量である。しかし、既存のAI研究者はデータセットを自ら構築する手段を持たない。

図書館にある「蔵書」のデータで、どんなAIが作れるか。長岡の若者やAI起業を目指す人に体験しながら作り上げてもらいたい。

このハッカソンによって長岡から真に新しいAIが生まれる。



■AIスーパーコンピュータ「継之助」概要

NVIDIA A100 80GB/8基搭載

12TB RAID0構成HDD

12TB RAID0 SSD

NVMe RAID0 8TB


■AIスーパーコンピュータ「継之助」に関するお問い合わせは下記までご連絡ください。

※使用内容によっては御提供出来ない場合がございます。


 今後、Free AIでは「継之助」の能力を活用するための勉強会やハッカソンの実施も予定。新たなAIスタートアップの育成・投資事業などを行うことを視野に入れ事業を展開していきます。




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