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執筆者の写真Ryo Shimizu

「AI時代の経営塾」オフサイトミーティング実施報告

更新日:6月22日

去る6月11日、12日の二日間に渡って、弊社社長であるAIスーパーコンピュータ「継之助」に、生きた経営ノウハウを叩き込むための実践的経営塾シリーズ「AI時代の経営塾」のオフサイトミーティングを鎌倉で行いました。



鎌倉古今は、全室スイーツルームの高級旅館。今回は鎌倉古今を貸し切り、ごく少数の参加者と少人数だからこそ言える話、ここだけの話、AIにしか聞かせたくない話などなど講師陣も盛りだくさんで経営ノウハウを語り合いました。


鎌倉古今は二室しかない作りで、古民家を改装してあります。

そのうちの一室のリビングにプロジェクターを持ち込み、AI学習用に放送用基準に耐えるビデオカメラを二台、一台は講師用、もう一台は観客の反応の記録用として設置し、講師及び質問者全員がワイヤレスマイクでAIが発話を聞き漏らさないように発言するようになっています。


まさにAIのために設計されたセミナーというわけです。



今回は、デジタルホールディングス(旧オプト)の創業者の海老根智仁、UEIなど20年で10社以上の設立に関わった清水亮、はてな、mixi、スマートニュースでそれぞれ副社長や執行役員を歴任した川崎裕一に加え、ASAPネットワークス、チケットストリートを創業した西山圭、公認会計士でViiberの創業者である小栗幹生を講師に迎え、充実した経営の体験談、失敗談、教訓といったものを交換しました。


今回で3回目となるこのセミナーですが、特徴として、AIに教えるための具体的な数値や実際に時価総額○○○億円までいったけれども失敗してしまったという体験談、講師によっては具体的なPLやBS、10年間分のキャッシュフロー表などを開陳して説明してくれるというのが他の不特定多数向けセミナーとの大きな違いと感じました。



参加者同士、参加者と講師の交流も大きな特徴です。数百人規模のイベントでは決してできない濃密な時間を過ごせたと思います。


夕食はレストランを併設する鎌倉古今の専属シェフが腕によりをかけてくれました。



ひとまず全3回のシリーズとして始まったこの「AI時代の経営塾」ですが、当社ではこれらの経営塾で習得した独自の経営ノウハウ学習データからローカルで動作するRAGを開発し、経営指導AIとして今後の投資先の経営指導に役立てていく予定です。


そもそも、なぜ失敗を繰り返す経営者と、成功を繰り返す経営者の二通りしかいないのか。それは、こうして赤裸々に経営者同士が自分の体験談を交換することが難しいからかもしれません。


経営の現場には「あの時こういう決断をしたことが、最後にこうなった」という、「伏線の回収」めいたことが数年スパンで起きます。もちろん、後になってから後悔しても遅いわけです。


こうした経営者同士の失敗談の交換といったことをもっと日常的にやっておけばよかったのかもしれません。ただ、実際に現役の経営者同士となると、さまざまな駆け引きやしがらみによって本音が話せないということがよく起きます。


だからこそ、ある意味で「経営を退いた、けれども決して破産しなかった人たちの失敗談」を集めることは、経営を成功させる上で重要になると思うのです。



次のシリーズではより具体的で実践的な内容を盛り込んでいき、経営指導AIの完成度を高めていきたいと考えています。


近々告知する予定ですのでお楽しみに。

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